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 【ハイドロ処理をする前に】
 
 
 
                  | 色素部分をできるだけ薄くしておくことがポイント! 
 トリオ、ピンキー等で取れるだけ除去しておくことが大切です。その理由は、移染部分が少ないハイドロの量で取り除けるからです。
 
 ハイドロは、色を壊す働きをするので浴中での使用量は、
 できるだけ少なくするのがポイント
 
 |  |  移染部分が濃い状態だと、その分ハイドロの量を多くしないといけません。
 しかし、移染部分が薄いと、ハイドロの量も少なくて済むからです。
 ハイドロの使用量が少ないと、より安全に移染処理ができるからです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
              
                
                  | ① アクアMC又はフィックスⅡで水溶液を作ります。 
 アクアMC→0.2% フィックスⅡ→0.2%
 
 温度は、上記の表を参考にして下さい。
 
 *温度が高いほど還元力も高くなります。
 *均染剤を使用するとハイドロの浸透性が悪くなり、
 ハイドロの使用量が多くなり地色を壊しやすくなります。
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                  | ② ハイドロを入れます。 
 *ハイドロの使用料は、水10ℓで小さじ半分程度
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                  | ③ 衣類をつけ込みます。 
 *衣類の除去したい部分がよく見えるようにつけ込みます。
 *必ず、衣類から目を離さないこと!
 *シミ部分がじょじょに薄くなるのが目視できます。
 *地色に変化がある場合は、すぐに中断して下さい。
 
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                  | ④ 色素が残っている場合は、再度ハイドロを足し 除去できるまで繰り返します。
 
 *衣類に直接つかないようにハイドロを足してください。
 *使用料は、水10ℓで耳掻き2杯程度です。
 *ハイドロの効果は、2分~3分でなくなります。
 ポイントは、弱いハイドロを数回繰り返すこと!
 
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                  | ⑤ ハイドロの水溶液に色がつく場合は… 
 ハイドロの水溶液に色がつく場合は、
 ハイドロの効果が無い状態です。水溶液に色がつく場合は、
 ハイドロを入れ足してください。
 
 *ハイドロは酸性で強く働き、アルカリ性で弱くなります。
 *温度が高くなるほど強く働きます。
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                  | ハイドロを弱く、ジンワリ、ジンワリと反応させて、数回繰り返してどうしても落ちない場合は、ハイドロを強くします。(テストを忘れずに) また、サビ取りを少量入れると強く働きます。 
 ⑤ 除去できれば、すすいで終了
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 より、安全にハイドロを使いこなすには、徐々にハイドロを入れ足すのがポイント!
 
 弱いハイドロでは、移染部分が取れない場合もありますが、いきなり強いハイドロ処理は厳禁です。衣類の染色状況で変わりますが、基本は、弱いハイドロから徐々に強くしていくことです。
 上級者は、いつもこの事を心がけています。これが、ハイドロ処理の極意です。
 
 
 
 
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