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「スピードの追求 色修正」  2006/11/26


私見では、速いスピードでシミ抜きできることも、非常に重要なことだと思っています。

あまり技術がなくても… 
ジックリジックリ時間をかけていれば… 
それなりのシミ抜きになるもの…


色修正だってそうです!

松井さんが、染料50色セットなんて、恐ろしいものを作ってくださったけど…

私がクリーニング工場で処理をしていた時は…


自分で、よく修正で使う色を、筆ペンのケースによく使う濃度で入れて…
それで色修正していたんです。

色修正でよく使う色は… パターンがあるのです。

大部分の場合、一回一回、色を調合するなんでムダなことはしませんでした。

私見では、一回一回、色を調合する者のを、バカ正直というか… 脇の甘い、必要以上に色修正に時間をかける初心者レベルの人間がすることだと、少し冷たく見ています。

そのつど調合するのは、特殊な色だけ… よく使う色は先に調合してあるのです。

筆ペンのケースにいれていた色修正は、「ワンタッチ色修正」と名付け… 私から特別許可を得た人間だけが使える、ハイスピード色修正方法でした。

DCCの皆さんだから、種明かしすると… 今なら、染料50色セットの内、よく使う色を使いやすい濃度に希釈して… 筆ペンのケースにいれるだけ!です。どの色を選ぶのかは、ご自分で考えてくださいネ!

今年の春に色修正のセミナーに参加された方は、エアでぼかすテクニックをお伝えしましたが… このテクニックとワンタッチを連動させると… というかこの二つを組み合わせるからこそ… というかこの辺りがスピードの秘訣のひとつですヨ!


私が一日に1000点以上のシミ抜きをし… その中で色修正までしちゃうのは… ちゃんといろいろ工夫をしていたからです。

通常のやり方では、絶対にできません。メチャクチャ工夫していないと…

もちろん、事故品等で、それなりに時間がかかるシミ抜きもありますヨ! 
しかし、事故品をドンドン預かるなんて… 非常にレアケースだと思いますし…

事故品を中心として預かる方も中にはいますが… 自分達が特殊なモノをやっているという甘えで… 処理スピードが異常に遅いケースが多いですネ。


私が色修正ができるようになったパートさんに教えることは… 

以前は、松井化学の染料50色セットがないので、長谷川の18色染料ペンを使っていました。

パートさんが色修正をする度に、何色と何色を混ぜたかをデータを取らせます。

50〜100回ぐらいすれば…

あっ〜!と、色修正の時の調合するパターンに気づきます。

ええ、これがワンタッチ色修正の原型です。

当時は、現場の人間にも色を調合できるようにさせたかったので… まず色の調合ができるようになってから… ワンタッチ色修正を渡していました。

今から思うと… 先にワンタッチを渡した方がよかったのかなぁ〜と思いますが… 当時は、調合のパターンを理解しているスタッフを作りたいという思いが先行していたのでしょう…


さて、どちらが早く、いい修正ができるかを… 考えてください!

色修正の時、よく使う色のパターンを理解している人間と、ヤミクモに毎回色を調合している人間と…

私の場合は、これを、意識的にプログラム化していました。

だから、ある程度、色修正ができるようになると… 本人にデータを取らせ、身をもって色修正の色の調合にはパターンがあると、認識させたのです。

今回の松井化学の染料50色セットは、そのパターンがそのまま製品化になっているので… 私がいかに驚いたか!ということなんです。


私がワンタッチ色修正を必要としたのは、色修正を必要とするシミも… 前便、朝お預かり、夕方お渡しだったからです。店頭に「シミゼロ宣言!」と大きく垂れ幕があり… シミの集まる量といえば… いままで匹敵するクリーニング会社を見たことがありません。

工夫をしなければ… 成り立たない状況に追い込まれらから工夫をしたのかもしれませんが…

修正の度に、一回一回、ゼロから色を調合していれば、そりゃ… 時間がかかります。

私の場合は… 色修正が必要となれば、ほとんどの場合… サッと流れ作業で、ワンタッチ色修正です。

他の方が30分かけた修正でも、私が1分でした修正でも… 出来上がりがよければ、お客様にとっては同じ価値です。

30分の仕事を1分でした分… 他のサービスができると… 私は考えています。

スピードへのこだわりは… 私のシミ抜きの根幹にあるもの…
書き出すと… 次から次へと、自分が工夫したことが思い出されます。
今回は、修正に関してのことでしたが… また、いろいろ書きます。

あ、私のやり方が答えではありません。
参考にしていただければ、嬉しいです。

とにかく、どんなやり方でも、もっとキレイに、手早く、簡単にした者が、偉いのです。

お互いに高めあって、もっと素晴らしい工夫をしましょうネ!





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